2008年12月05日
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桜上水近辺のコンクリート板暗渠残存範囲 (2008/12/03現在)

Written By: 川俣 晶連絡先

 桜上水近辺で一部のコンクリート板暗渠がアスファルト舗装されたのを確認したので、舗装区間と残存区間を調べました。以下の地図で青線の部分はコンクリート板暗渠状態が継続している箇所。赤線はコンクリート板暗渠がアスファルト舗装に変わった部分です。


大きな地図で見る

写真 §

 以下は、赤線と青線の切り替え点の部分です。

アスファルト舗装された箇所を見る

 コンクリート板暗渠残存部分に立って、アスファルト舗装部分を撮影。

 見ての通り、歩道として使われていたコンクリート板暗渠部分だけでなく、車道部分も同時にアスファルト舗装されています。車道部分はもともと舗装されていたはずなので、そこは新規ではなく舗装が更新されたことになります。

感想 §

 用もないのに歩き回るから得られる発見。これが極小範囲に興味をフォーカスする面白さですね。

2008/12/10追記 §

 桜上水Confidentialさんより以下のような情報を頂きました。ありがとうございます。

ご覧になった北沢川支流は、江下山堀という江戸時代(ほんとはもっと古いんかもしれません)に開墾された用水路でして、昔、ちょうど、今コンクリート板と舗装が切り替わるあたりで、浅い用水掘が、深いコンクリートで囲われた開渠に注ぎ込んでいました。

もしかすると、何か管理上の違いがあるのかもしれません。

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